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西洋占星術のホロスコープの謎!同じ時間同じ場所で生まれた人の運命は同じなの?

西洋占星術では、生年月日だけでなく、生まれた時間と場所も重要な要素とされています。これらの情報をもとに作成されるホロスコープは、その人の資質や可能性を示す「星の地図」のようなもの。では、同じ時間、同じ場所で生まれた人は同じ運命をたどるのでしょうか?双子や同じ病院で同時刻に生まれた人たちは、人生の歩みも似通っているのでしょうか?

この記事では、西洋占星術の視点から「同じ星の下に生まれた人の運命」について探っていきます。星の配置が示すものと、実際の人生との関係性を紐解きながら、運命と自由意志の関係についても考えていきましょう。

目次

西洋占星術とホロスコープの基本

西洋占星術は、星々の動きから人間の資質や運気の流れを読み解く占術です。単なる占いというよりも、古代から受け継がれてきた宇宙と人間を結びつける知恵の体系と言えるでしょう。

ホロスコープとは何か

ホロスコープとは、西洋占星術において重要な意味を持つ「星の地図」です。生まれた瞬間の天体の配置を円形のチャートに表したもので、その人の生まれ持った才能や資質、運気の流れなどを読み解くために使われます。

このチャートは、黄道(太陽の通り道)に沿って並ぶ12星座(サイン)と、太陽系の10大天体(太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星)の位置関係を示しています。12星座で夜空を均等に分割し、10大天体がどこに位置しているかによって、その人の性格や運命の傾向を占うのです。

ホロスコープは指紋のように唯一無二のもので、「あなたらしさ」を理解する手掛かりがそこにあります。一般的な12星座占いが太陽の位置だけを見るのに対し、西洋占星術では10個の天体の状態をサイン、ハウス、アスペクトを使って読み解きます。そのため、同じ日に生まれた人でも、生まれた時間や場所が違えば全く違うホロスコープになるのです。

西洋占星術で必要な3つの情報(生年月日・出生時刻・出生地)

西洋占星術でホロスコープを作成するためには、「生年月日」「出生時刻」「出生地」の3つの情報が必要です。これらの情報がそろってはじめて、正確なホロスコープを描くことができます。

生年月日は多くの人が知っていますが、出生時刻や出生地の重要性はあまり知られていないかもしれません。なぜこれらの情報が必要なのでしょうか?

出生時刻は非常に重要で、分単位まで正確であることが望ましいとされています。これは、ホロスコープにおいて最も重要な感受点の一つである「アセンダント(上昇宮)」が、生まれた瞬間に決定されるからです。アセンダントとは、ある個人が誕生した時に東の地平線を昇ってくる星座のことで、その人の最もベースにある性質を決定します。

地球から見た天は24時間を周期として日周運動をしているため、上昇宮はほぼ2時間ごとに次の星座に移っていきます。さらに細かく言えば、約4分でアセンダントの位置が1度動くため、出生時刻が数分違うだけでも、ホロスコープの重要な要素が変わってくるのです。

出生地も同様に重要です。地球上の経度によって星の見え方が変わるため、同じ時刻に生まれても場所が違えば、ホロスコープのハウス分割やアセンダントの位置などが異なってきます。例えば、沖縄で生まれた人と北海道で生まれた人では、同じ時刻に生まれても、ホロスコープの様相は大きく変わるのです。

ホロスコープが表す4つの要素

ホロスコープは主に4つの要素で構成されています。それぞれの要素が組み合わさることで、その人の全体像を描き出すのです。

1つ目は「天体」です。太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の10天体が基本となります。それぞれの天体は異なる特性やエネルギーを持ち、私たちの性格や行動に影響を与えます。例えば、太陽はその人の本質や自我を表し、月は感情や無意識、水星はコミュニケーション能力や知性を象徴します。

2つ目は「星座(サイン)」です。12星座はそれぞれ特定の性質を持ち、天体がどの星座に位置しているかによって、その天体の働き方が変わってきます。例えば、火星が牡羊座にあれば積極的で行動力があり、蟹座にあれば感情的な行動をとりやすいといった具合です。

3つ目は「ハウス」です。ホロスコープは12のハウス(区域)に分けられ、それぞれが人生の異なる領域を表しています。例えば、1ハウスは自己表現や外見、7ハウスはパートナーシップや結婚、10ハウスはキャリアや社会的地位に関連しています。天体がどのハウスに位置しているかによって、その天体のエネルギーがどの生活領域で発揮されやすいかがわかります。

4つ目は「アスペクト」です。アスペクトは天体と天体の間の特定の角度のことを指します。天体同士がどのような角度で配置されているかによって、それらのエネルギーが調和的に働くか、あるいは葛藤を生じやすいかが決まります。例えば、60度(セクスタイル)の角度は調和を表し、90度(スクエア)の角度は緊張や葛藤を表すとされています。

これら4つの要素が複雑に絡み合うことで、ホロスコープはその人独自の性格や傾向、可能性を表現しているのです。

同じ時間・同じ場所で生まれた人のホロスコープ

同じ時間・同じ場所で生まれた人のホロスコープは、基本的には同じ配置になります。では、そのような人たちは同じ運命をたどるのでしょうか?実際の例を見ながら考えてみましょう。

双子や同じ病院で同時刻に生まれた人の例

双子は同じ両親から、ほぼ同じ時間に、同じ場所で生まれます。自然分娩であれば30分以内、帝王切開であれば1分程度の時間差で生まれることが多いようです。また、同じ病院でほぼ同時刻に生まれた別の親の子どもたちも、ホロスコープ上ではかなり似た配置になります。

実際の例として、二組の二卵生双生児のデータを見てみましょう。一組目は森﨑兄弟、もう一組はユキさんとマキさんの姉妹です。二卵生双生児なので、同じ両親の遺伝子を引き継ぎますが、「誕生日の違う兄弟」程度に遺伝子は異なります。

森﨑兄弟の場合、二人とも同じ進路を選び、同じ年に結婚し、同じ年に第一子を授かりました。一方、ユキさんとマキさん姉妹は別の進路を歩み、結婚も違う年にしています。

このように、同じような星の配置の下に生まれた人でも、人生の選択や出来事のタイミングは必ずしも同じではないことがわかります。

出生図(ネイタル)の共通点

同じ時間・同じ場所で生まれた人の出生図(ネイタルチャート)には、多くの共通点があります。出生図とは、生まれた瞬間の星の配置を表したチャートで、生まれ持った才能や性質、家庭、恋愛、仕事などの傾向を知ることができるものです。

同じ時間・同じ場所で生まれた人の場合、10大天体の配置、12星座の位置関係、ハウスの区分けなどがほぼ同じになります。特に、太陽、月、水星、金星、火星などの個人的な天体の配置が同じであれば、基本的な性格や行動パターン、価値観などに共通点が見られることが多いでしょう。

また、アセンダント(上昇宮)も同じになるため、外見や第一印象、自己表現の仕方にも類似点が見られることがあります。アセンダントは約2時間で1つの星座を通過するため、30分以内の時間差であれば、同じ星座のアセンダントを持つことになります。

さらに、ハウスの区分けも同じになるため、人生のどの領域でエネルギーが発揮されやすいかという傾向も共通します。例えば、太陽が10ハウスにある場合は、社会的な成功や認知を求める傾向があり、5ハウスにある場合は創造性や自己表現を重視する傾向があるとされています。

天体の配置がほぼ同じになる理由

同じ時間・同じ場所で生まれた人の天体の配置がほぼ同じになるのは、天体の動きの速さと関係があります。

太陽は1日に約1度しか動きません。つまり、同じ日に生まれた人は、太陽の位置(太陽星座)が同じになります。月はもう少し速く、1日に約13度移動します。そのため、同じ日の朝と夜では月の位置が大きく異なることがあり、3日に1度は朝と夜で月星座が変わる日があります。

水星や金星は太陽の近くを回っているため、動きは比較的速いですが、それでも1日の変化は限られています。火星以降の外惑星(木星、土星、天王星、海王星、冥王星)は動きが遅く、同じ日に生まれた人ではほとんど位置が変わりません。

一方、地球の自転に伴って変化するアセンダントは、約4分で1度動きます。そのため、出生時刻が数分違うだけでも、アセンダントの度数が変わり、場合によっては星座も変わることがあります。

また、出生地の経度によっても天体の見え方が変わります。地球は球体なので、同じ時刻でも場所が違えば、天体の見え方、特にアセンダントやミッドヘブン(天頂)の位置が異なります。例えば、日本の東と西では約4度の経度差があり、これはミッドヘブンの度数差になります。

これらの要素が組み合わさることで、同じ時間・同じ場所で生まれた人のホロスコープはほぼ同じ配置になるのです。

なぜ同じホロスコープでも運命が違うのか

同じ時間・同じ場所で生まれた人のホロスコープはほぼ同じになりますが、実際の人生は大きく異なることがあります。なぜ同じホロスコープでも運命が違うのでしょうか?

使う星(天体)の違い

ホロスコープには10の天体が配置されていますが、実際にその人が人生で活用する天体は限られています。ある占星術師の説明によれば、普通の人が使う星は3つ程度、多くても5つ程度だそうです。他の星は「眠っている」状態なのです。

例えば、双子の女性のうち、一方は月と水星と火星を使っているとします。この女性は比較的に仕事に生きる女性となるでしょう。もう一方は水星と金星と火星を使っているとします。この女性は恋愛が好きなタイプで、仕事をしていても、プライベートの時間を大切にする女性かもしれません。

このように、同じホロスコープを持っていても、どの天体のエネルギーを主に使うかによって、人生の方向性や関心事が変わってくるのです。これは生まれ持った資質をどう活かすかという選択の問題でもあります。

生まれ持った資質の活かし方

ホロスコープは生まれ持った資質や可能性を示すものであり、それをどう活かすかは個人の選択に委ねられています。同じ才能や傾向を持っていても、それを発揮する方法や場所、タイミングは人それぞれです。

例えば、コミュニケーション能力に優れた水星のエネルギーを持つ人がいるとします。ある人はそれを営業の仕事で活かし、別の人は教師として活かし、また別の人は作家として活かすかもしれません。同じエネルギーでも、活かし方によって全く異なる人生が展開されるのです。

また、ホロスコープに示される課題や困難も、それにどう向き合うかによって結果が変わります。例えば、感情の起伏が激しい月と火星のハードアスペクト(緊張関係)を持つ人がいるとします。ある人はその感情エネルギーを芸術や創作活動に昇華させ、別の人はスポーツなどの身体活動で発散し、また別の人は感情コントロールの訓練を積極的に行うかもしれません。

このように、ホロスコープは「こうなる」という決定論ではなく、「こういう傾向がある」という可能性を示すものです。その可能性をどう活かすかは、個人の意識と選択にかかっているのです。

環境や選択による違い

運命は「宿命×環境」という式で表されることがあります。宿命は生まれ持ったもの(ホロスコープに示されるもの)であり、環境は後天的に影響を受けるあらゆる要素です。

環境には、どんな国に、家系に、土地に、時代に生まれたかといった「先天環境」と、名前、教育、友だち、恋愛、仕事、趣味など後天的に影響を受ける「後天環境」があります。これらの環境要因が、同じホロスコープを持つ人の運命を分けることになります。

例えば、同じ才能を持って生まれても、それを伸ばす教育環境があるかどうかで、その才能の開花度合いは変わってきます。また、どのような人々と出会い、どのような経験を積むかによっても、人生の方向性は大きく変わります。

さらに、個人の選択も重要な要素です。同じ状況に置かれても、どのような決断をするかは人それぞれです。ある人は安定を求めて確実な道を選び、別の人は冒険を求めてリスクのある道を選ぶかもしれません。こうした選択の積み重ねが、同じホロスコープを持つ人の運命を分けていくのです。

心理占星術では、「星が運命を決めるのではなく、決めるのはその人自身である」と考えます。困難に見える星の配置であっても、それはその人の成長に必要なものであり、それにどう向き合うかによって結果は変わるのです。

出生時刻によって変わる重要な要素

出生時刻は、西洋占星術において非常に重要な役割を果たします。わずかな時間の違いでも、ホロスコープの重要な要素が大きく変わる可能性があるのです。特に注目すべきなのは、アセンダント(上昇宮)、ハウス、そして月のサインです。

アセンダント(上昇宮)の意味と影響

アセンダントは、出生時刻に東の地平線から昇ってくる星座のことを指します。これは、その人の外見や第一印象、自己表現の仕方を表す重要な要素です。アセンダントは約2時間で1つの星座を通過するため、出生時刻が30分ずれただけでも、全く異なる星座になる可能性があります。

例えば、牡羊座のアセンダントを持つ人は、活発で率直な印象を与えるかもしれません。一方、牡牛座のアセンダントを持つ人は、落ち着いた安定感のある印象を与えるでしょう。このように、アセンダントの違いは、その人の人生における自己表現や他人との関わり方に大きな影響を与えるのです。

月のサインが変わるケース

月は、感情や内面的な欲求を表す重要な天体です。月は約2.5日で1つの星座を移動するため、出生時刻によっては月のサインが変わる可能性があります。特に、月が星座の終わりや始まりにある場合、数時間の違いで月のサインが変わることがあります。

月のサインが変わると、その人の感情の表現方法や内面的な欲求が大きく異なる可能性があります。例えば、蟹座の月を持つ人は感情豊かで家族を大切にする傾向がありますが、獅子座の月を持つ人は自己表現や認められることを重視する傾向があるかもしれません。

ハウスの配置の違い

ハウスは、人生のさまざまな領域を表す12の区分です。出生時刻によってハウスの配置が変わると、各天体がどの人生の領域に影響を与えるかが変わってきます。例えば、金星が7ハウス(パートナーシップの家)にあるか、8ハウス(変容と再生の家)にあるかで、恋愛や人間関係に対するアプローチが大きく異なる可能性があります。

出生時刻が1時間ずれただけでも、ハウスの配置が大きく変わる可能性があります。これは、その人の人生における重要なテーマや課題が変わることを意味します。

出生地の違いがホロスコープに与える影響

出生時刻と同様に、出生地もホロスコープに大きな影響を与えます。地球上の異なる場所では、天体の見え方が変わるため、同じ時刻に生まれても場所が違えばホロスコープの様相が変わってくるのです。

地理的位置による天体の見え方の違い

地球は球体であるため、同じ時刻でも場所によって天体の見え方が異なります。例えば、日本で見える星座と、アメリカで見える星座は同じ時刻でも異なります。これは、ホロスコープの作成において重要な要素となります。

同じ時刻でも場所が違うとアセンダントの度数が変わる

出生地の経度によって、アセンダントの度数が変わります。例えば、日本の東京と西の福岡では、同じ時刻に生まれてもアセンダントの度数が数度異なる可能性があります。これは、その人の自己表現や外見的特徴にわずかな違いをもたらす可能性があります。

北海道と沖縄の例

日本国内でも、北海道と沖縄のように緯度の差が大きい場所では、ホロスコープの様相が大きく異なる可能性があります。例えば、北海道で生まれた人は、沖縄で生まれた人に比べて、冬の星座がより高い位置に見えるため、ホロスコープの上半分に天体が集中しやすくなります。これは、その人の社会的な活動や公的な生活に関する要素が強調される可能性を示唆しています。

同じ誕生日でも性格が違う理由

同じ日に生まれた人でも、性格や人生の歩みが大きく異なることがあります。これは、出生時刻や出生地の違いによるものだけでなく、ホロスコープの複雑な要素の組み合わせによるものです。

太陽サインが同じでも月とアセンダントが違う

同じ誕生日であっても、出生時刻や場所が異なれば、月のサインやアセンダントが違ってくる可能性があります。これらの要素は、その人の感情表現や自己表現の仕方に大きな影響を与えます。例えば、太陽が獅子座にある二人の人がいたとしても、一方の月が蟹座で、もう一方の月が山羊座であれば、感情の表現方法や内面的な欲求が大きく異なる可能性があります。

天体の偏り方による性格の違い

ホロスコープにおける天体の偏りも、性格の違いを生み出す要因となります。例えば、火の星座に多くの天体が集中している人は、情熱的で行動力がある傾向があるかもしれません。一方、地の星座に天体が偏っている人は、現実的で安定を求める傾向があるかもしれません。

サビアンシンボルと度数の微妙な違い

西洋占星術には、各星座の1度ごとに意味を持たせた「サビアンシンボル」という概念があります。同じ太陽星座でも、度数が異なれば、そのシンボルの意味も変わってきます。例えば、獅子座5度生まれの人と獅子座25度生まれの人では、その象徴的な意味合いが異なり、性格や人生のテーマにも違いが生じる可能性があります。

運命は星だけで決まらない

西洋占星術は、人生の可能性や傾向を示すものですが、全てを決定づけるものではありません。ホロスコープは、生まれ持った資質や可能性を示す「星の地図」であり、その地図をどのように活用するかは個人の選択にかかっています。

星の配置は「傾向」を示すもの

ホロスコープに示される星の配置は、その人の持つ可能性や傾向を表しています。しかし、これはあくまで「傾向」であり、絶対的な運命を示すものではありません。例えば、チャレンジングな星の配置があったとしても、それは成長の機会を示唆しているのであり、必ずしも不幸を意味するわけではありません。

自分の選択と意志の重要性

星の配置が示す傾向をどのように活かすかは、個人の選択と意志にかかっています。同じようなホロスコープを持つ人でも、その資質をどのように活用するか、どのような選択をするかによって、全く異なる人生を歩むことができます。自由意志と自己決定の力は、星の影響よりも大きな力を持っているのです。

ホロスコープの活かし方

ホロスコープは、自己理解と自己成長のためのツールとして活用することができます。自分の強みや課題を知り、それを意識的に活かしたり克服したりすることで、より充実した人生を送ることができるでしょう。例えば、コミュニケーションを司る水星に課題がある場合、意識的にコミュニケーションスキルを磨くことで、その課題を克服し、強みに変えることができるかもしれません。

まとめ:同じ星の下に生まれても、人生は自分で切り開くもの

西洋占星術のホロスコープは、生まれた瞬間の宇宙の姿を映し出す鏡のようなものです。出生時刻や出生地によってその姿は大きく変わり、それぞれの人生に異なる可能性や課題をもたらします。しかし、最終的に人生を決めるのは、その人自身の選択と行動です。星は私たちに可能性を示してくれますが、その可能性をどう活かすかは私たち次第なのです。ホロスコープを自己理解と成長のツールとして活用し、自分らしい人生を切り開いていくことが大切です。

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